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マジで怖い「急性膵炎」 - 2015.02.19 Thu




ヨーキーは「膵炎」になりやすい犬種です。

膵炎も「慢性膵炎」と「急性膵炎」があり、どちらも怖いですが、
一歩間違えば、あっという間に命を落とす「急性膵炎」に、
ポロンはなりました・・・。

膵臓から出る消化酵素が、胆汁と交じり合う事で活性化し、
膵臓自体を破壊してしまう病気です。

重症化すれば、近くの臓器も破壊し、多臓器不全。
また、敗血症などを引き起こし、血液が固まりにくくなり「血栓」が
全身に飛ぶ「DIC」になる可能性や「SIRS」全身性炎症反応症候群になる可能性もあります。

いずれにしろ、急性膵炎の死亡率は高く、
残念ながら、急性膵炎の特効薬はありません。

対処療法として、輸液管理で、電解質、鎮痛剤、抗生物質などを投与するしかありません。





急性膵炎の症状は一般的に、「食欲廃絶」 「嘔吐」 「下痢」 「発熱」
そして、ショック状態に陥るほど、激しい腹痛に見舞われる・・・との事。


でも、その日、ポロンの様子は「明らかに」と言うほどの症状はなく、
朝、ごはんを食べなかった。(コレはよくあること)位で、
何もなかったんです.....。


けれど、何かを訴えるような目と、後ろ足の震えから、
病院へ急行しました。

私は、てっきり 「脳」 の方だと思ったんです。


診察後、膵炎といえば、リパーゼ、アミラーゼの値が上がると言われていますが、
コレは、正常範囲内。
他の、値も正常で、ただ、CRP(炎症の値)が14ありました。
エコーと触診で、「急性膵炎の疑い」との事で、緊急入院。

CRPは、通常5あれば急変もありうる値です。










2015021901.jpg










ここで、注意点です。
ポロンのように、「急性膵炎」であっても、嘔吐や下痢を起さず、
検査でも、リパーゼ、アミラーゼの値が血液検査で出ないという場合もあるということです。

少なからず、この時点で「腸炎」と診断され、お薬を処方して様子見をしてしまう
ドクターが、少なからずいると言う事です。

しかし、もし、運命の分岐点があるとするならココ。
「急性膵炎」は、「疑い」の段階で治療(輸液)を始めないと手遅れになる可能性があります。

では、確定診断は?と言う事になりますが、
これは、「特異的リパーゼ検査」なるものがあります。
でも、この検査は、外部検査になるので、直ぐには検査結果が出ません。

ポロンも、翌日の検査結果は「黒」でした。








2015021902.jpg










いつから発症していたのか解らないから、
治療が早かったのか遅かったのか解りませんが、
とにかく、24時間の輸液管理が始まりました。

人の膵炎の治療や、今までのわんこの膵炎の治療でのスタンダードは、
3日間の「絶飲食」とされてきたようですが、
昨今、わんこの急性膵炎では、吐き気がなければ
早期から低蛋白食を与える方が、予後がいいとされているそうで、
ポロンも、ささみがケージに入っていましたが、食べてる様子はまったくなく、
翌日も、次の日も、食事はおろか、水さえも口にしないと言う事でした。

入院から3日目、CRPが下がっている事を祈りつつ、
病院へ面会に行くと、値は最高値の20の針を振り切り測定不能になっていました・・・。

急変はいつ起こってもおかしくない状況になりました。
むしろ、起こらない方がおかしいくらいの数値です。


さらに加えて問題なのは、ポロンのストレスが半端ないことです。
当時は、マークンが逝き、私が入院し、痙攣発作が起こって間もない頃です。

毎日、面会に行くとケージにしがみつき悲鳴に近い声で、
私に連れて帰ってほしいと泣き、
夜も、寝ないで泣いているとの事でした。
とうとう、気管虚脱になり、声はかすれ、酷いものでした。

病院は、随時30~40頭くらいが、入院している病院なので、
先生に頼んで、ポロンを個室に移動させました。

他のわんこ達のいないところで、少しは落ち着いたようだったけど、
それでも、4日目、とうとう強制給餌をする事になってました。

6日目、やはり数値は下がらず、針を振り切って、
ポロンも元気もなく、私も、マークンを失ってばかりで、
ポロンも奪われるかもしれないと言う恐怖に、怯えきってしまいました・・・。









2015021903.jpg








何とかしなければ・・・という気持ちにしがみつき、
そもそも、なぜ、ポロンは急性膵炎になったのか?・・・と言う事に振り返り
調べ始めるわけですが、
急性膵炎は、トリガーとなる原因要素が多く、特定は難しいのですが、

高脂肪食・糖尿病・副腎皮質機能亢進・高脂血症・・・その他
殺虫剤や、化学薬品
ウイルス・寄生虫

ポロンもカブも10歳越えた頃から、低脂肪のものしか食べてないし、
ずっと食べていたものを変えてないので、
食事の面で思いあたる事もなく、
かといって、その他の要因もまったく可能性としても考えにくいものでした・・・。


・・・・が、もうひとつ、薬害と言うのがあります。

あくまでも可能性の範疇として、
臭化カリウムまたはフェノバルビタールなどの抗けいれん薬や、
コルチコステロイド(プレドニゾン) と特定の利尿薬(例えば、フロセミド)などです。


ポロンが、この1ヶ月以内に始めた事、

・・・痙攣発作後に飲んだ、抗けいれん薬、ステロイド(ブレドニゾン)、
そして、脳圧を下げるためにグリセオールという利尿剤を使っていました。

私はこれ以外に、考えられないと言う観点から、
ドクターに、それを告げました。

これらの薬を使ったから、膵炎になると言うわけではなく、
むしろ、これらの薬で、何もない方が普通なのかもしれません。
現に、処方を受けた際、副作用に関してうるさいほど念を押す私に、
大丈夫と思う。といっていたくらいでした。

加えて、てんかん薬は、臭化カリウムや、フェノバルビタールは
使っておらず、ポロンはゾニセミドというお薬でした。

ステロイド(ブレドニゾン)は、離脱してましたし、
それを飲んでいた関係なのでは・・・と、色々ディスカッションした結果、
ドクターは、調べた結果、

脳の利尿剤として使っていた、グリセオールを中止しよう。と言う結果になりました。


膵炎の状態が悪化する一方で、ストレスも限界に近づき、
ここで、てんかん薬をやめる事で、再びけいれん発作が起こるかもしれない。

そんな危険をはらみながら、チャレンジをする勇気を出すのに、
このとき 私の脳が、プツンといったのだと思います。





結果、それがオーライだったのか、どうかわかりませんが、
ポロンの数値は、8日めから下がりだし、
10日目、ようやく一桁になって退院する事ができました。


生涯初の2キロ台になりましたが、
おうちに帰ってホッとしたみたい、・・・私もこんなに嬉しかった事はなかったな。



まる2日、ほとんど寝てました・・・










2015021904.jpg










あーたんも、ポロンが帰ってくるとべったりで、



2015021905.jpg




嬉しかったんだと思う。

とりあえず、その後、どんどん回復し、
現在は再び3キロ台の大台に乗っています(笑)


「急性膵炎」は、マジで怖い。
ジャーキーの食べすぎや、高カロリーおやつのどか食いはホントにやめましょう><



今振り返ると、診療明細も、マジで怖いねぇ(号泣)






2015021906.jpg






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2014年9月15日虹の橋へ。
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☆カブ(享年17歳5ヶ月)
H.20/12増帽弁閉鎖不全で余命3日と宣告。9時間に及ぶ人工心肺を使った狭窄形成手術に挑み、生還。 好奇心旺盛な知能犯。
2016年5月16日虹の橋へ。

☆ポロン(享年16歳10ヶ月)
2016年6月20日虹の橋へ。
我が家のお姫様。
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