コマ送りで - 2012.12.12 Wed
寝言は寝てから言ってくれ その2 - 2012.12.06 Thu
その1のその後です。
管理センターに電話して、所長さんが深く、お願いをした翌日より、本日(5日)まで、
ダックスちゃんは、外に出されてない模様…
詳しくは…リクママの記事へ→ ★
とりあえず、よかった(ホっ…)
ところで、その1があるという事は、その2がある。
私が、怒っている事、「その2」という事である。
これは、もう、ひと月も前の話なのだけど、書こう、書こう、と構えていたせいで、
すっかり遅くなってしまった。
だけど、どうしてもスルー出来ない出来事があった。
みんなのわんこーずは、「保険」どうしてる?
我が家の先代のチャーシュがまだ1ワンコだった時にね、たぶんペット保険が、
1社だけ出来たんだ…かれこれ、20年弱くらい前。
でも、当時は、メチャメチャ高くって、OLの安月給で、とても入れる金額ではなかった覚えがある。
のちに、今の3Wanになって、少しは、月々の掛け金は安くなったものの、
10年前で、見積もり出した時に全員で、3~4万したと思ったな。
ので、今の今まで、3Wanは、保険には入っていない。(加入年齢もオーバーしてるし)
ただ、あーたんは、どうしようかな・・・って、考え中であったんだ…。
そんな時、私の大切な大切な、ワンコ繋がりお友達の、
尊敬するSさんのロンちゃん(仮名)が、
「硝子体変性」と言う目の病気になってしまって、
放っておくと、「網膜剥離」で失明してしまうとの事で、
他県の、目の専門医を受診しました。
そこで、レーザーを使った手術で、治る可能性があるとの事。
Sさんは、手術を決意して、日時を決めました。
手術の日は、遠方という事もあり、お仕事を休み、もう1ワンコちゃんを
お知り合いに預け、病院の近くに「宿」を予約しました。
手術代もたくさんかかりますが、
Sさんは、アニコムのペット保険に加入していて、
事前に、病院で、手術で使える事も確認しています。
いよいよ、手術の二日前、いろんな支度をしていた、その時、
病院から、電話があり、
「今回の手術は、アニコムから適用にならないけど、どうします?」
と連絡が入ったらしいです。
急にそんな事を言われ、頭、真っ白ですよね!!
Sさんも、ロンちゃんの事を考えると、一日でも早く!!
と言う気持ちがあったのですが、現状、新しい事を始めている矢先で、
自費というのが難しく、唇をかみしめて、キャンセルをしました。
後日、病院の先生に、(保険適用)の確認を取ったのに、
前々日にこの話はおかしい。と抗議したんです。(当然ですよね!!)
そしたら、先生は、「レーザー手術は、あくまでも予防であるから、保険は適用しないそうです。」
と言ったらしいのです。
ロンちゃんは、硝子体変性が、
かなり進行、悪化してるという事で、手術の話になったんですが、
つまり、フィラリアの予防薬が、適用しないのと同じ??って事??
しかも、そこは、目の専門医でしょ。
その手術は、初めてじゃないだろうし、アニコムと言えば、ペット保険の大手、
当然、保険で手術希望の前例も、初めてとは考えずらいのに…。
いろんな面で、納得が出来なかったSさんは、
調べてみると、他の病院では、同じ病気の子が、同じ手術を受けて、適用になっている。
……という事で、アニコムに問い合わせをしました。
すると、とんでもない回答が返ってきたのです!!
予防云々・・・と言う理由ではありませんでした。
ロンちゃんは、保険加入する以前に、ホームドクターの病院で、
「角膜炎」になった事がありますが、それは、完治して(ドクター確認済み)
その後、アニコムに加入しています。
ですが、アニコム側は、今回の手術はもちろんの事、
保険加入後、目に関する、すべての治療費を全額返還するように求めてきたのです!!
ロンちゃんは、以前患った、「角膜炎」が治療中でもなく、未完治でもなく、
ましてや、今回は、角膜炎の再発でもありません。
まったく別のに病名の、別の病気であり、共通してるのは、「目」という事だけです。
Sさんも当然、抗議して、ホームのドクターに確認を取ってほしいと言いました。
アニコム側は、それを無視して、Sさんが、
「確認を取っていただけましたか?」と聞くと、
「まだです・・・」と言って、その場をごまかし、
確認も取らずに、「同意書」を送りつけてきました。
なんか、おかしい。というより、メチャメチャ。
うちの子達に置き換えるならば、つまりはこうです。
★アロアが捻挫した→レントゲンで骨に異常なし→その後、数か月か、数年後にパテラが悪化し手術
同じ右足なので適用外
★カブがブタクサアレルギーで受診→以後改善→ストレスで毛をむしって禿ができたので受診
同じ皮膚疾患なので適用外
★マーくんが、歯周病で抜歯した→のちに、口腔内にできものが出来て受診
同じ口腔内なので適用外
みたいな事でしょ??
オカシイオカシイ・・・とSさんも考えていたら、
まったく同じパターンで、被害に遭われた方がいました!!
柴犬虎哲の部屋の虎哲ちゃんとパパさん
柴ワンコの虎哲くんは、全く違う原因の症状でありながら、「皮膚疾患」とひとくくりにされ、
Sさんと同じパターンで、アニコムから請求を受ける羽目に!!
しかし、虎哲パパは、アニコムに屈することなく、「おかしいものはおかしい」と
くらいついてくれました。
虎哲パパのブログを読んでいただければわかると思いますが、
素人の私達以下の、無知識のど素人が、保険金適正支払推進部と言うポストを任され、
保険支払云々を決めている事実には、さらなる怒りを覚えました。
虎哲パパの記事の中に出てくる、このT・Aという人物は、Sさんの対応に当たった人でした。
ペット保険の加入者数は、2009年から、右肩上がりで増えているそうです。
当然、わん、にゃん、数が増え、家族同然に、医療を受けさせてあげる家族が多くなったという、
喜ばしい現実があるからだと思います。
そして、悲しいかな世の中は、そんな親心につけこんでビジネスにしようという輩もいるわけです。
それはそれで、いいとしよう。
でも、それならそれで、小手先だけで、消費者をごまかし、
詐欺にも匹敵するような、こんなやり方は許せない。
たしか、アニコムのキャッチフレーズは、「世の中の涙を減らし、笑顔を目指す」だったような。
こんな胡散臭い、キャッチフレーズ今時ねー凹
結果、Sさんは、泣き寝入りはしないで抗議する姿勢でいたのだけど、
いろいろ身辺が忙しくなり、同意書にサインしたのです。
ほんと、こうゆうの裁判と同じで、ダラダラと頭を悩ませると、
早く終わりにしたいという気持ちになるのも、よく解る…。
現在アニコムに加入で、問題なく保険支払があるし、
助かってるよーって言う人もいるのかもしれないけど、
とりあえず、この様な、非道な例も、あるよ!!って、知ってもらいたい。
多分そのうち、「被害者の会」出来るんじゃないかなー??
私は、毎月少しずつ、ワンコ貯金すっかー。
できないじゃん。

寝言は寝てから言ってくれ その1 - 2012.12.03 Mon
師走に入り、全国的に急に冷え込みが厳しくなってきた昨今。
わんこちゃん達は、お腹冷やしてゲーリーになったりしてない??
温度が、急降下する深夜3時前後・・・。
風邪ひかないよう、温かくして寝るんだよー!!
そんな時期、ココロまで凍りそうな、この写真…。

場所は、氷点下の北海道。
あるお宅の、ホームタンクの下に繋がれた、ココのお宅のダックスちゃん(らしい)
リクママが、先月から奮闘してくださっているものの、今日もまだそのままの状態。
詳しくはコチラ→なまらめんこいうちの黒ラブくん。ヨーキーと二次会しよう
今朝もまだ、外に繋がれたままだという一報をうけ、
私は札幌動物管理センターへ、電話をした。
青いホームタンクの家の下に繋がれたダックスちゃんの、指導にいったそうだが、
どのような指導をされたのか?
という質問に、担当者さんは、見に行ったときは、
健康状態も良好であったこと。飼い主も適切な飼育をしていた事から特に…
という答えだった。
もう一度、確認しよう。
繋がれているのは、アラスカンマラミュートでもなく、ニューファンドランドでもない。
小型犬のミニュチュアダックスだ。
寒さに強いワンコという認識が多分にあるが、そもそも小型犬は寒さの耐性がない。
室内で、人間の適温とほぼ同等なのだ。
真冬の北海道で雪の中、室外で繋がれた状態では、死に直結しかねない。
「健康状態もよかったですし」という担当者の話を半ばさえぎって、
「今は!!」と付け加えた。
問題の、飼い主は、どうして室外で繋いでるかという問いには、
「なんか、わんちゃん自身が、外に出たがっているから出しているらしくて…」
は?
私は思わず、「あーた、わんちゃん飼った事あります?」とデヴィ夫人交じりで聞いた。
「ないです・・・」(半泣き)
「外に出たがるのは、運動(お散歩)か、トイレしたいかであり、
寒空に繋がれたくて家から出してくれと泣くワンコなんているわけないでしょ!!」
「そ、そうなんですか…」と担当者。
上記の内容をくどくどと話し、
故に、小型犬を氷点下の元、鎖で繋ぐのは、間違いなく虐待だし、
それを、管理センターが、適切な飼育ととらえるなら、
そちらの、管理指導そのものを問う為の活動を、私なりにはじめさせてもらう。
(ハッタリじゃないよ)
と言った。
担当者は、「上司と相談させていただいて、検討します。」と言ったが、
私は、「検討は、早急に!今もあの子は震えているんだから。それで、検討の連絡をしてちょーだい。
電話番号申し上げます…」と一方的に、そして、デビィもどきの強制力を誇示して言い放った。
?に思うのは、ワンコだけじゃない。
時々、児童虐待の疑いで、児童相談所が訪問していながら、最終的に子供が虐待死するニュースがある。
「子供さんに食事させていますか?」と聞いて、
「もう、3日も食べさせてません。」と言うわけないし、
「暴力振るってませんか?」と本人に聞いて、
「死なない程度に殴ってます。」と言う人はいない。
Q&Aがクリアすれば、オーケーなのか?
業務的にはオーケーでも、問題そのものは、何の解決の糸口にも触れていない。
ワンコもそうなんじゃないかな。
ワンコが元気に見えても、飼い主側には、外に出す(本当の)理由があるはず。
うるさくて、外に出すのならば、排せつはさせているか?
散歩はしているのか、食事は十分か?etc…
もし、継続して飼う気がないのであれば、他の里親さんを探す方法。
そこに潜んでいる、本当の理由を探り出して、アドヴァイスや、手助けをするのが
本来の、役割であってほしいと願う。
でも、はっきり言って、お役所なんか信じてない。期待もしてないし、あてにもしてない。
ワンコがらみの事で、いい話なんか一つもないよ。
マニュアリ通り、決まりに沿って仕事をする。
自分の意見や考えじゃなくて、箇条書きの決まり、箇条書きの考え。
いいよ、それでも。それが仕事なら、仕方がないもの。
でもね、「命」を守るためのパターンは、箇条書きでは賄えないよ。
管理センターに「電話してくれ」と言ったものの、
だいたい予想できる、寝言のような言い訳を聞かなきゃならないと思うとゲンナリした。
そして、午後、センターから電話があった。
かけてきたのは、管理センター所長のMさん。
所長さんは、獣医師の免許をお持ちで、ご自身もMダックスと他に小型犬と暮らしているとの事。
さっそく、あのタンクの家に行ってくださったようで、その時の様子を説明してくださった。
「私も、正直あの状態は、非常に可愛そうでした…。
札幌は今日も氷点下、可哀想で見てられませんでした。」
おおよそ、喧嘩になるぞ!と肩に力が入ったまま着信ボタンを押したのに、
拍子抜けする対応から始まった。
所長さんは、飼い主の方ともお話し、子供が欲しがって買ってきたが、
親はあまり好きではない事。
いわゆる、犬はもともと外で平気でしょ?と言う考えの持ち主であり、
所長は、小型犬は室内で飼育されなければならないという事を、ご説明してくださり、
ワンコが吠えるのは、ワンコのせいじゃなくて、飼い主の買い方次第であること。
お散歩を十分にして、食事をして、排せつをさせてあげることの、最低限の部分を満たしてあげてほしい。、
そして、せめて玄関先でいいから、入れてくださいと、深く頭を下げてまいりました。と言った。
私共にできる事は、してきたつもりではあるが、
個人が飼育している以上、これ以上の権限はなく、実際に、中に入れるかどうかは解りません。
ですが、これからも継続して観察させて頂きますし、何かあればいつでもお電話いただいて構いません。
毎日頂いても構いません。
…と言った。
この所長さんに、「誠意」を感じた。
ワンコと暮らしている人なら、解るはず、ちょっとだけ想像したら解るはず、
↑のダックスちゃんを、自分ちの子に置き換えたら、解るはずなのだ。
でも…どうにもならないかもしれない。
ごめん。
本当にごめん。
バカな人間様の代表として。
子供が欲しがったからだ?
トイザらスでもいっとけ。
子供が大きくなって、使わない三輪車が家の脇に放置されてるのと一緒の感覚?
命は、手軽に店頭で売買出来ては絶対にいけない。
この世から、ペットショップなんて消えればいいんだ。
・・・。
